ザクとうふ改にLEDを仕込んで点灯させました

ザクとうふ改起動 電子工作
ザクとうふ改起動
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ザクとうふとは

豆腐メーカーの相模屋が「機動戦士ガンダム」とコラボして販売している豆腐です。
BEYOND G TOFUというシリーズで2012年から発売されており、劇中に出てくる「モビルスーツ」の頭部の形をしたパッケージになっています。
そして今回、2020年6月に新作の「ザクとうふ改」と「百式とうふ」が発売されました。

たまたま近所のスーパーで売っていたので買ってみました。
味は枝豆風味で、醤油をかけなくても美味しくいただけました。
塩分も控えめの味で健康的です。

ザクとうふ改
「射出」するときに少し崩れてしまいました

「百式とうふ」プロモーションビデオ

パッケージで遊べる

過去のシリーズのときから、パッケージを使って色々と遊んでいる人も多くいるようです。

工作意欲がうずうずします

スーパーで見かけた時点で「これを使って何か作りたい」という欲望が湧いていました。
ということで、簡単に出来るものから始めます。

モノアイを点灯させました

モノアイとはザクの赤い目玉です。
ザクを象徴するパーツの一つです。
今回はここにLEDを仕込んで点灯させました(編集で音を追加しています)。

作ってみたい方のために、作り方も紹介します。
電子工作の基礎レベルの知識(※1)があれば作れると思います。

※1…Arduinoの場合、アナログピンやPWMの使い方が分かっていれば十分作れます。

作り方

材料

  • ザクとうふ改のパッケージ×1
  • マイコン(Arduino UNO互換機)×1
  • フルカラーLED×1
  • ブレッドボード×1
  • 抵抗×3
  • ジャンパワイヤ(オス-オス)×7
  • ジャンパワイヤ(メス-メス)×4
  • 油性ペン
  • 黒いビニールテープ

フルカラーLEDは↓こんなやつです。
今回はLED本体は目立たせたくないので、黒い基盤付きのものが良いですね。
そこそこ良い値段します(探せばもっと安いものはあるかもしれません)。

↓このキットを買ってしまえば、材料の電子部品は全部手に入るので、こちらの方がお得かもしれません。
電子工作初心者にとっては、これ一つで色々な電子パーツの使い方を学べるのも嬉しいです(PDFの教材付き)。
今回私はこのキットの部品を使用しています。

裏側を黒く塗る

まずは、内側を黒く塗ります。
内側は暗い方が点灯したLEDがキレイに見えます。
暗くなればいいので適当に塗ります。

写真ではプラモデル用の塗料を使っていますが、油性ペンで良いと思います(後述)。

モノアイ部分を切り取る

目をくり抜かれたザク

モノアイの赤い部分をデザインナイフ(カッター)で慎重にくり抜きます。
パッケージが柔らかいので少し力を入れるだけで十分です。
写真を見てもらえば分かりますが、断面の白い部分が見えてしまっていますね。
これも黒く塗っておきます(ここで油性ペンで十分ということに気づいた)。

切り取った断面を塗装

底に敷く黒い画用紙を用意する

ザクの底に合わせて切り取った黒い画用紙

ザクの底に敷く黒い画用紙を用意します。
画用紙の上にザクを置いてペンでなぞれば型取り終了です。
取った型の通りに切り抜きます。

配線しフルカラーLEDを貼り付ける

配線はこんな感じです。
フルカラーLEDを使うときの基本的な回路ですね。
使用するLEDによってRGB、GNDの足の順番は違うので、データシートや基盤をよく確認してください。

ブレッドボードからLEDまでの配線は、

【ブレッドボード】ー【ジャンパワイヤ(オス-オス)】ー【ジャンパワイヤ(メス-メス)】ー【LED】

とつなぎます。

配線が終わったらフルカラーLEDをザクの裏側に貼り付けます。
写真のようにジャンパワイヤ部分をビニールテープで貼り付けると安定します。

セロテープだと粘着力が少し弱かったです

プログラムを書き込む

LEDを点灯するプログラムをマイコンに書き込みます。
ただ点灯させるのではなく、

  • RGB値は(255, 10, 10)
  • 1秒かけて段々と点灯する

というプログラムにしています。

int redpin = 11;
int greenpin = 10;
int bluepin = 9;

int i = 0;

void rgbLight(int red, int green, int blue){
  analogWrite(redpin, red);
  analogWrite(greenpin, green);
  analogWrite(bluepin, blue);
}

void setup() {
  pinMode(redpin, OUTPUT);
  pinMode(bluepin, OUTPUT);
  pinMode(greenpin, OUTPUT);

  delay(3000);

}

void loop() {
  while(i < 10){ 
  	rgbLight(255/10 * i, i, i);
  	i++;
  	delay(100);
  }
}

完成!

撮影するときは、ザクの上の方から撮影することをオススメします。
正面から撮影してLEDを直接映すよりも、画用紙が赤く照らされている部分を映した方がカッコ良いと思います。

感想

このザクとうふの形状、素材は工作にはもってこいですね。
近いうちにまた改造しようと思います。

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